古第三紀神戸層群凝灰岩層の層序学的・記載岩石学的研究
本研究では,兵庫県三田盆地に分布する神戸層群凝灰岩層をより精密に区分し,それらの凝灰岩層の記載岩石学的性質を明らかにする.野外調査では凝灰岩層の岩相や分布を,鏡下観察では凝灰岩層の軽石斑晶鉱物の組み合わせを記載する.必要に応じて黒雲母などの化学組成も測定する.また,本研究による凝灰岩層序区分に基づいた地質図の作成も進める.本研究の成果は,神戸層群分布域で発生する地すべりに関する課題などを考察する上でも重要な役割を果たすことが期待される.
星曼荼羅の二形式すなわち円形式および方形式(図1)の構成要素とその配置に基づく構成原理ならびに成立と展開の解明を研究の中心としつつ、須弥山図(図2)などの絵画作品において、天文学に基づく科学知識と天空への思想がどのように関連して作品として成立しているのかを研究している。
論文
「星曼荼羅の構成原理と成立について」(2012)『仏教美術論集2 図像学Ⅰ-イメージの成立と伝承(密教・垂迹)』竹林舎p.193ー216.
「星曼荼羅の成立とホロスコープ占星術-円形式の構成原理を中心に-」(2011)『密教美術と歴史文化』法蔵館p.121ー151.
「北斗曼荼羅の構成原理と中尊の性格について-大阪・久米田寺本を中心に-」(2007)『軍記物語の窓 第三集』和泉書院p.1ー54.
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