低コストの4次元時空間の密度場計測法
1台の高速度カメラで3次元密度場の時系列計測が可能な新たな可視化手法を開発しました.従来法と比較して1/10のコストで複雑流動が評価できます.航空機・自動車・流体機械・家電の周辺に生じる熱の移流などの流体現象の把握に役立ちます.
八幡工学実験場は,大阪工業大学が,学内の教育・研究活動の活性化のみならず,産・官・学の各方面との交流により社会や技術の発展に寄与することを目的として設立されたものです.本実験場は,1986年12月に構造実験センターとしてそのスタートを切り,その後,水理実験センター,高電圧実験センターを併置して今日に至っています.広大な実験場の敷地内には特色ある各種の大型実験設備・装置が設置されており,これらは実験場設立の趣旨にしたがい,学内の教育・研究はもとより,学外の関係各方面との綿密な連携のもとに行われる各種の委託研究や共同研究に役立てられています.また,このような学外との交流は実験場で学ぶ学生にとって貴重な体験となっています.
ここでは,構造実験センターに設置されている主な実験設備・装置を紹介するとともに,その設備・装置を用いて取り組んでいる研究について紹介します.
論文
「火災による高温履歴がプレテンションPC桁の残存耐荷特性に及ぼす影響」(2019)『第28回プレストレストコンクリートの発展に関するシンポジウム論文集』28巻p.103-108.
「火災時における鋼コンクリート合成桁橋」(2020)『構造工学論文集』Vol.66Ap.821-832.
「ASR劣化が生じたPRCはり部材のせん断耐荷特性」(2020)『コンクリート工学年次論文報告集』Vol.42
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