ニュートンの二項定理を活用した修正パスカルの三角形の考案
ニュートンの二項定理では、負のべき乗を級数として表現できます。これがパスカルの三角形に活用できることは意外と知られていません。本研究ではフィボナッチ数列とリュカ数列の表現に、この発想が欠かせないことを可視化するとともに、この両数列に関連する数列を修正パスカル三角形が見事に表現してくれることを紹介します。下記に示す修正された三角形をご覧いただきこの考え方のアルゴリズムって美しいなって感動してもらえたら光栄です。
これまでの流域の開発は、過去の災害の実績にもとづき、計画規模を設定し,鋭意実施してきました。しかし近年、地球温暖化に伴う気象・水象イベントが極端化し、水災害が激甚化していると考えられています。このことから、上述の計画規模を超過する水害が頻発しており、現状の災害対策では対応できず、私たちが暮らす“まち”を守れない時代に突入しています。 これからの我が国は、水害の発生を許容できる粘り強い“まち”が求められます。本研究では水害特性を過去から読み解き、将来を高精度に予測し、その変化に適した“まちづくり”を考究し、提案します。
論文
「流起式可動防波堤の実大規模実験による応答特性評価」(2016)『土木学会論文集B2(海岸工学)』Vol.72,No.2p.1099-1104.
「埋没破堤地形の統合物理探査による同定とその水害地形環境に関する考察」(2010)『水工学論文集』第54巻p.637-642.
「埋没水害地形の同定: 非破壊物理探査法の適用」(2009)『土木学会論文集B』Vol.65, No.2p.141-150.
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