新型コロナウイルスに関するオープンデータを利用した実践的な教育法
「データサイエンス入門」、「データサイエンス実践演習II」や「価値創造演習」で使える実例分析の作成
情報科学部
データサイエンス学科
統計的データ探求研究室
濵田悦生
教授
厚生労働省が提供する新型コロナウイルス感染症に関するデータはオープンデータである。2020年から2022年までの新型コロナウイルスの実データとしては大変貴重なものになっている。このデータは全国で収集された、PCR検査数、PCR陽性者数、重症者数、死亡者数などを含むが、単回帰モデルやシンプルな時系列モデルを適用することによって、学部3年生向けのPBL教材で使うことの出来そうな実例分析を作成することが見込まれる。学生にとっても非常に身近で切実なデータであり、その教育的効果は高く、より実践的な題材となろう。また、政府による緊急事態宣言による新型コロナウイルスへの影響に関しても、Granger 因果性の検討も行ったので、政策の効果検証としても有用であろう。
論文
「日本での COVID-19 禍における PCR 陽性者数と感染死亡者数の Granger 因果性の検討」(2021)濵田悦生『行動計量学』48(1)p.39-48.
「日本における緊急事態宣言の PCR 陽性者数と感染死亡者数に対する Granger 因果性」(2024)濵田悦生『大 阪 工 業 大 学 紀 要』69(2)p.49-65.